最近の選挙の開票って8時からが多いけど、テレビとか見てるとまだ開票してないのにもかかわらず「○○党△△当選確実」みたいなテロップがバンバン流れてきますよね。
あれって実はマスコミが投票前と後にしているある3つの戦略からはじき出した「予想」なんです。ただの予想と行っても統計学に裏打ちされた予想ですが
間違った当確情報を流すと記者失格のレッテルを張られる可能性もある為、皆血眼になりながら当確情報を追うのです。
マスコミが開票率0%でも当確情報を出せる理由
①電話調査
実は投票が始まる前に有権者に対して電話調査をしている事があるのをご存じですか?
最近では自動音声のオートコールなんかもあるようですが、衆議院選挙、参議院選挙、知事選挙などがある再、有権者に投票以降を聞く世論調査を電話で行っています。
②各候補者陣営への取材
メディアが各候補者陣営に対し取材をする際に「自陣、他陣営にどれくらい投票が入るか」といったデータも収集するそうです。
よく「○○市で○○票は確実です」とか聞いた事あるでしょ?それらをまとめると各候補者にどれくらいの票があつまるか大体わかってしまうんだそうです。
③出口調査
あとは投票時の出口調査です。年齢や性別に差が出来ない様にバランスを取って調査を開始します。
ちなみに期日前投票でも各投票所で調査しているので会社員やアルバイトの人達の意見もちゃんと反映されているんだってさ。
僕は一度もされた事ないけど、支持政党聞かれて嘘言う人っていないのかいつも疑問に思う。
統計学なので「間違い」もある
データの速報性と精確性との両極にせめぎあいながら各メディアは一生懸命データを算出して公表しているのです。
なので精度が高いといっても現実には間違いが起きる場合も当然あります。例えば2007年7月29日の参院選では鹿児島テレビ放送が皆吉稲生さんを当確と伝えたところ、のちに落選だとわかり修正したケースもあります。
僕ら視聴者からしたら別に8時に知る必要なんて全然ない気もするんだけど、候補者側も早くばんざーいってやりたいし、各局も速報=正義みたいな所があるから頑張ってるんだよね、きっと。
ちなみに当確情報を誤って放送してしまった場合、その人の記者生命は断たれる可能性も大いにあり得ます。
接戦の場合は「得票差」により決する
8時になっても当確情報が出ない場合があります。その場合、その選挙が接戦であるというケースが多いです。
東京都知事選挙を例に出して説明すると東京都市民約1150万人に対し、投票率を50%とすると約550万票。そのうち150万票を獲得していれば当選濃厚となってきますが、接戦の場合その限りではありません。
ここで利用されるのが得票差です。
基本的には票数に2%~3%位の差が出来ればその時点で陣営が優勢であるとみなされ、10%の差があればほぼ当選確実だといわれています。
どの時点で当確テロップを出すかは各局の対応によって違いますが、どのメディアが一番正確な情報優秀だせると思いますか?
正確性はNHKが別格!?
基本的にどのメディアも当確速報を流すのですが、正確なのはNHKがダントツなようです。
NHKは各選挙に対してのサンプルデータ(電話調査、出口調査、ヒアリング等)が他と比べて膨大でありその分正確なデータをはじき出せるのです(統計学においてもっとも重要なのはサンプル)。
開票所でも大量の記者、アルバイトが双眼鏡片手に開票を注意深く監視し、得票差が出たところでシュパパッと当確情報を入力します。プレッシャー半端ない。
実際多くの候補者がNHKの速報を頼りに万歳やってるね。
最後に
僕個人としては出口調査で当確情報とか流してほしくないんだよねー。
なんていうか早すぎんだよねマジで。
そりゃ「萌えアニメにハマってます」とか「最近日サロに通ってます」とかブログのプロフィールみたいなので視聴者をつながないと選挙特番も持ちませんよねw
運動会の玉入れって競技あるじゃん?あれでボールを一個一個投げながら集計してる時みたいなワクワクが欲しいんだよ。最初から画面に結果が表示されてたらつまんないじゃん!
まぁ早く結果だけを知りたいって人もいるだろうけど、それだったら選挙特番なんかやらないでテロップでぽぽーんとながしてくれたら万歳ですわ。