でんぱ組.incの紫担当、「宇宙を駆ける金色の異端児」こと最上もがさん。元々ガチのひきこもりニートであった最上もがさん。
単語として「バイセクシャル」という言葉を使っているわけではないし、自身がそうだと明言しているわけではありませんが、「単純に性別で決めるのは勿体無い」「初めてのキスも女の子だった」と恋愛対象に同性も異性も関係ないとブログにてコメントしていました。ボクはそれがかっこいいと思ったんです。
元ニートでガチの引きこもりネットゲーム廃人を8年間
でんぱ組.incにてアイドル活動をする前は引きこもりであった事はファンの間でも有名です。小学校高学年時代は男子から容姿についてからかわれたり、女の子特有のグループ行動が苦手だったという最上もがさんですが、
そんな周りとの関係構築に嫌気がさし、周りとの関係を断ち、なんと8年間もの間家に引きこもってネットゲームをしまくっていたようです。自身では「笑えないレベルの廃人」とのことで相当やりこんでいたらしいです。
その中で気になったのが彼女の一人称の「ぼく」という呼び方。彼女はオンラインゲームで「弱いレッテルを貼られる」「男に絡まれる」といった面倒事から避けるために、男性を装い、自身を「ぼく」と呼ぶようになったと言っています。俗にいうボクっ子ってやつですね。
8年間もの間自分と違う性別を演じ続けていたら、どうなるんだろう。って考えてしまいます。性同一性障害とまではいきませんが、もしかしたら引きこもりでの経験が彼女の性的嗜好にも影響を与えたのかなって思っちゃいました。
なんだか見た目もボーイッシュな感じで、可愛い女の子っていうよりも、イケメンっていうイメージが強くありましたし。髪型もかっこいいし真似てみたいなぁと思ってますw金髪には出来ないしあんなにピアスも開けられないけど、なんか真似したくなる魅力がありますねw
バイセクシャルは感性の違いであって脳の構造の違いではない
ある学説によると、バイセクシャル(両性愛者)というのは脳の構造や病気などではなく、ただただ感性の違いだそうです。夏が好きだったり、冬が好きだったり、セロリが好きだったり、みたいな単なる好みの違い。
だからあまり大騒ぎすることでもないんですけど、「異性を好きになる」という事があまりにも当然のように教育されてきたから、あれ?私って変なのかな?って思っちゃう人がいるんですよね。
彼女が本当に両性愛者ならブログでサラっとカミングアウトした件はかっこいいなぁって思います。彼女の場合ブログでの発言力も強くて、同じ悩みを抱えている同世代の子に勇気を与えたと思います。
偏見とかいろいろあるかもしんないけど、好きになった人が同性だっただけでしょう、
別に変わり者なわけじゃないよ。っていうぼくの考え方が変わってるのかな?引用元:本人ブログ
そうそう、ただそれだけなんだよね。本当偶然好きになった人が同性だったってだけw好きになるのに性別は関係ないんです。
両性愛者でもどちらかの性別への好みは偏っている事が多い
どこかの文献にかいてあったのですが、両性愛者の8割くらいは「どちらかの性別に偏った性的指向がある」という実験結果があるとかないとか。ちょっと出典わすれちゃいましたすいませんw違ってたら困るので割愛しますw
ファーストキスは女の子だったという最上もがさん、どちらの性別のほうが好き、とかそういうのは発言から聞く限りではなさそうですよねw
ちなみに両性愛って色々あって、パンセクシュアルとか、バイ・パーミッシブ、アンビセクシュアル、トリセクシュアルなんてものがあるんです。気になる方はググってみてくださいねw
彼女の場合はアンビセクシュアルっていうのが一番しっくりくるのかなって思いました(まぁバイセクシュアルと決まったわけではないですけど)。
アンビセクシュアル(ambisexual)
- 身体面でも、感情面でも、知性の面でも、また精神的な面においても、パートナーの性(文化的性含む)に左右されることなく同じように相手に惹かれる。またある人は、パートナーの性的な特徴(e.g.異性であるということ)によって引き起こされるようなものとまったく変わらない、激しい恋愛感情をもつこともある。 引用元:wikipedia
以前番組の企画でチュートリアルの徳井さんが初対面で最上もがさんに告白してフラレていましたねw
初対面なんだから当たり前ですけどwいきなり告白されてオーケーされる方がおかしいですよ笑
周りに言われるがまま告白させられてさらにフラレてしまった徳井さんも可哀想ですけどねw
今回最上もがさんに関して記事を書かせていただきましたが、ボクはこういう自分の意見をスラスラっと言える人がとても好きです。書いていて非常に楽しかったですし、最上もがさんにますます興味が湧いてきましたw
ボクも友人に同性愛や両性愛の人が多くいますが、彼女、彼らもそういった自身の性癖をカミングアウトするのはとてもこわかったと言っていました。もし周りがうけいれてくれなかったらどうしよう。嫌われてしまったらどうしよう。と悩んで悩んで生きてる人がほとんどかと思います。
そんな人達も堂々と自分の好きなことを好きって言えるような環境を作っていきたいですよね。最上もがさん、素敵っす!