ヤンキー男が作るチャーハンは美味しいといいます。
そして、ヤンキー女のオムライスもまた美味である。そう、だれかが言っていたので…。
炒飯を食べれば料理の腕前が分かる?
さて、僕はチャーハン好きを自称しているというだけだって、『何食べたい?』と聞かれれば『チャーハン』と答えます。
お寿司屋さんで玉子を食べればそのお店のレベルが分かるなんて事を聞いたことがありますが、僕はチャーハンで人の料理レベルを計ります。
チャーハンって漢字で書くと炒飯(炒めた飯)で言うなれば具材に何を入れても自由と言えば自由なんですよね。
具材もそうですが、ご飯はパラパラなのかベチャベチャなのか、盛り付けもおわん型にするのかそうじゃないのか、グリンピースはてっぺんにのせるのか、スプーンを出してくるのかレンゲなのか、ていうかこれピラフじゃないのか?
といったその人の個性を感じることができるので僕は炒飯を頼みます。
そして炒飯を頼む最大の理由、
それは…
『どう作ったって食べられるレベルにできあがるから』
その人に対して料理下手のレッテルを貼ることなく、適度に自尊心を傷つけることなく、且つ自分の空腹を満たせる。あぁすばらしきかな炒飯。
この『誰でも簡単にそれなりに作れる』ってのが意外とポイントなんです。
※カレーでも代用可能と思われがちですが、カレーだと個性は出ないですね。稀に『野菜からしか水分とってないしスパイスもこだわったんだぁ』みたいなのも有りますけど、カレーだと『いや別になんでもいいよ』となりがちです。
男が炒飯を好み、女がオムライスを好む理由
何故、男はチャーハンが好きなのか。単純に味が美味しいからというのもありますが、自分で簡単に調理できるから、という理由もあると思います。
炒飯は誰でも比較的カンタンに作ることが出来る料理なので、敷居が低く、初心者でも安心です。さらに言えばチャーハンはフライパンを豪快にふりまわす所や、火力を使って一気に調理する所が非常に男らしいイメージがあります。
女性で言うとそれはオムライスに当たります。ケチャップで炒めたご飯を卵で覆うだけの簡単料理なのに、見た目の可愛らしさにとどまらず、、あたしちょっと料理出来るでしょ感、ダメ押しのケチャップでハートとか描いちゃって可愛さアピールまで出来る万能料理なのです。
どちらも、調理に大した時間もかかりません。お腹が減ってすぐに作り始めれば10分程度
で食べる事が出来るお手軽料理なのです。
誰が作っても大抵美味しいので、自信がつきます。
そして男は『俺、料理の才能あるんじゃね?』となりチャーハナーにジョブチェンジします。
※チャーハナー:米や卵を見ると無性にチャーハンを作りたくなる域に達した人達の事。対義語として女性のオムライサーがある。
ヤンキーチャーハナー&ヤンキーオムライサー
名のあるチャーハナー、オムライサーの中でもヤンキーの料理が美味いとされる理由、いったいなんなのでしょうか。
僕は学生時代ヤンキーではなかったのですが、彼らについて1つ思うことがあります。それは
『ヤンキーは恋愛に早熟』という事。
僕なんて高校3年生まで全く恋愛経験ないしあれだったけど、
ヤンキー男と女って中学生とか高校1年くらいで彼氏彼女がいたりしますよね?僕が中学生くらいの頃かなぁ、友達に『彼女出来た』とか言われて、『あ、もう別次元の人』って感じるくらい恋愛が早い。
恋人ができるとどうなるか?
お互いの自宅に招いて遊んだりします。彼らはそこでお互いに手料理を披露し合うわけです。
料理を上達させるコツは『誰かに食べてもらうこと』だといいます。それが自分の恋人ならなおさらですよね。
自分の為にチャーハン100杯を作ってきた人、愛する人の為にチャーハン100杯作ってきた人。どちらのチャーハンが美味しいかわかりますよね?
他にも理由はあるかもしれませんがこれが僕が思った『ヤンキー男のチャーハン、ヤンキー女のオムライス』が美味しい理由だと思います。