お役立ち知識

ハウスシェア歴5年の僕が明かす友人とルームシェアした時のデメリット

女性、友達同士

僕は一人暮らし歴も長いですがシェアハウスをしている期間が長くてですね、それはそれは色々な人と一つ屋根の下で暮らしてました(いやらしい意味ではない)。

日本人以外にも中国人や韓国人、アメリカ人とルームシェアしてました。異文化の事を学びたかったのでいい経験になりましたが、反面沢山のトラブルも数多くありました。今回教えるのは僕の5年間のルームシェアの経験で得た教訓です。

これからルームシェアを考えている若者は参考にしてください。

ルールを決めてもトラブルは起きる

女性、悩み

ルームシェアをする時よく言われるのが『ルールを決めよう』というもの。ゴミ出し当番や掃除当番など誰か1人の負担にならないように公平なルール作りをするのは確かに重要です。

ルールは必要です。しかし、それでもトラブルは起きます。何故か?答えは単純です。

『決めたルールを守らない人』が出現するからです。

法律を作ってもそれを破る犯罪者が居るみたいなものです。

最初はほんの小さな所から始まります。例えば『ちょっと牛乳切らしちゃって、少し貸してくれない?』こう聞かれたとします。

その時は『一回だけならいいか』とあなたも相手の要求に答えるでしょう。

貸してあげないと自分がケチに思われるかも知れないですし、相手が本当に悪いと思っている人なら翌日『昨日はありがとね、良かったら新しい牛乳買ったから使ってね』とお返しまでもらえるかもしれません。

僕も良くこういう経験はありました。ただお返しが難しいものだったらどうですか?『悪いんだけどちょっと近くまで(車で)乗せて行ってくれない?』『シャンプーが切れちゃったから今日一日だけかしてくれない?』

こう言われて僕も親切から相手の要求に答えていましたが、コレがトラブルの元になります。

一回一回は取るに足らない事ですが、確実にこれらの思い出は頭に記憶されます、たとえなんとも思っていなかったとしてもどこかで急にストレスに感じる様になります。

こういう状況になるとトラブルはいつでも起きうる状態になります。

友人と住むと依存しやすくなる

女性、友達同士

個別にキッチンやトイレ、お風呂やリビングがあるなら別ですが、それぞれにベッドルームがあったとしても完全なプライベートの確保はまぁ絶望的です。それが【人と一緒に住む】という事です。

辛いことがあった時でも家に誰かが居るということはとても心強い事ですが、それが習慣になると依存につながったりします。依存は弱さです。そしてダメ人間が出来上がります。

ルームシェアはお互いを尊重しあうものであって、甘やかしあうものではありません。親元を離れて寂しいという気持ちもあるのかもしれませんが、若者はここでルームメイトを頼りにしすぎる傾向があるので気をつけて下さい。

よくルームメイトを【家族】と表現する人がいますが、どんなに仲が良かろうとそれはあなたの家族ではなく、家族のようなもの、または気の合う仲間たちです。

少し感じが悪いと思うかもしれませんが、家族をないがしろにしている若者が多く感じたのでこういう形で書かせて頂きました。

他人と住むと上下関係が出来やすい

窓、女性

友達と住むと依存関係が生まれやすい。なら他人と一緒にすめば問題ない?そう思うかもしれませんが、他人とすんでもトラブル満載です。なんなら友人と住むより数多くのトラブルに合いました。

僕も最初はルームシェアを他人としていました。インターネットの掲示板などで探して部屋を見学させてもらって入居、という一般的な流れでした。

その家の持ち主Aさんも良い人で、過干渉もなく快適にプライベートを満喫していました。ただ、その方は僕より3歳くらい歳上の方だったので、必然的に僕がAさんに対して敬語で話していました(Aさんは僕に敬語を使わない)。

まぁ別にそれはどうってことなかったのですが、ある日Aさんが友人を連れて帰宅してきた事がありました。友人は数時間で帰宅しましたが、家のルールでは【友人を泊める際は事前に他のルームメイトに伝え合う】という取り決めがされていたんです。

しかし僕は勿論、もう一人のルームメイトであったBくん(僕より2つ歳上)にも事前通知がされていなかったんですよ。

そして案の定この件にたいしてBくんは僕に愚痴をこぼしました。『おい七花さぁ、Aさんからこの事聞いてた?1番歳上だからって、まじありえないよな』Bくんは普段は優しいのですが身長190cmくらいあって見た目はベルセルクのガッツみたいなイカツい人でした。

後日、Bくんは仕返しの為か無断で彼女を連れて来て家に泊めました。Aさんへの仕返しのつもりだったのでしょう。そしてこの件でAさんは腹を立てたらしくBくんに抗議。

Aさんは170cm無いくらいで身体こそ小さいですが見た目はベルセルクのガッツみたいでいかつい人だったので、最初は軽い口論でしたが、そのうち案の定お互い狂戦士化しました。

すんごいうるさくなってあわや大乱闘に発展しそうだったので僕はいいました。『ひとまずお互い両成敗ということで終わりにしませんか?』

すると彼らは『お前は黙ってろ』と言い放ちました。

自分の家で起きたトラブルに『関係ない』はないだろう、と僕も狂戦士になりました。

が、彼らは僕を1番年下(格下)のルームメイトとして認識しており僕に意見など求めていないのだと一気に気持ちが冷めて自分の部屋に戻りました。

動物は群れると上下関係を作りたがりますがまさにそんな感じです。

僕の場合はかなり極端ですが、上下関係があるとトラブルが起きた時に自分の意見を通すのが難しくなります。

同じ家をシェアしているのだから平等でなければ行けないと思うのですが、若い人が多いとこういうルールが全く機能しなくなりがちなんです。

僕が考える理想のルームシェア生活とは

  

僕のルームメイトの中には本当にココでは書けないような事をしでかす人もいましたが、人と住むことで良いことも勿論あります。

それは金銭的な事だけではなく、自分とは違った生き方、考え方をした人間の素顔を見られるという事。特に外国人と住むとよくわかります。

長いことルームシェア、ハウスシェアをして思ったこと。それは『トラブルなしでも生活はありえない』という事でした。

僕は平穏に暮らしたいのでトラブルは極力無くしたいと考える人間なのですが、人生はトラブルがあった方が楽しいと考える人がいます。ボタンを連打してれば勝てるゲームより、複雑なコマンドを入力して勝つゲームの方が楽しいみたいな事なのかもしれないですね。

もし『人生はトラブルがつきもの』と覚悟して生きているかたがいらっしゃれば僕の述べたデメリットなど大したことないと思いますので、是非ルームシェアして下さい。

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