【泣ける】サケ(鮭)は本能の奴隷!こんなにクールでアツい魚を僕は知らない。

サケ!シャケ!鮭!サーモン!皆に知ってほしい『サケの生き様』。 

こんなにクールでアツい魚を僕は知らない。 

あまり魚に詳しいわけじゃないからリアルに知らないだけだけど(笑)

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サケを好きになったきっかけ

サケ、産卵

僕はサケの事が食べ物としても勿論、生き物として好きです。その理由は小学校の理科の教科書に載っていた『サケの産卵の様子』の写真をみて僕はサケを好きになりました。

なにをしているかはわからなかったけど、サケの顔の気迫、命を賭した繁殖方法に胸を打たれたのです。

「自分が死んでしまうのに、どうして子供を産もうとするのか。」

サケの『本能に忠実な生き様は当時小学生の僕の人格形成に多大な影響を与えました。

スーパーでは切り身にされて売られていることが多いことから、現代の子供は鮭は切り身の状態で泳いでいると信じている子もいるとかいないとか。

きりみちゃんはきりみちゃんで可愛いけど、サケってマジでかっこいいんだよ?

それを知ってほしい。

サケの帰巣本能は半端ない

サケ

『鮭は生まれた後太平洋を回遊し、自分が生まれた川に戻る』これくらいは皆知ってると思うけど、どうやって広大な海から自分の生まれた川に戻るか皆さん知ってますか?

これね、実際は詳しくはわかってないらしいんです(笑)

 

最近の研究では鮭の脳内の器官が方位磁石の様に磁場を感知して自分の生まれた川の方向に戻るという説があります。研ぎ澄まされた嗅覚で自分の生まれた川の水を嗅ぎ分けるそうです。

正直これだけで化け物級にスゴイです。

どんな帰巣本能だよそりゃあwってびっくり仰天ですよね。

僕の様なめんどくさがりは「別に故郷に帰らずに別の所で繁殖すればいいのに」って思っちゃうよね

なんでサケは海にいくの?

なぜサケはわざわざ海にでるのでしょうか?それは「海の方が餌が豊富だから」という単純明快な理由があります。

サケが生まれる所ってのは寒ーい川の中なので食べられるエサが少ないんですよ

いっぱい食べて子孫を残すための栄養をつけるために、いろんな生き物が集まる大海原へ出発するわけです。

すごい大冒険ですよね。

でも、もっとスゴイのは自分の故郷(川)に帰る為の旅路です。遡上なんて呼ばれてますがね、もうね、過酷なんてもんじゃないんです。

サケの遡上は生還率なんと0.4%以下の地獄の旅なんです。

生還率0.4%のサケの遡上

鮭、くまサケが川に帰るのは『産卵をする為』です。サケの卵は淡水の場所でしか孵化しないから戻らないといけないんですねー。

『え?じゃあずっと川にいたらいいじゃん』と思うかもしれないけど、川だと成長できないので栄養を豊富に取れる海で暮らすんです。こういう生活形態を取る生き物は意外と多く居ます。

ただ、自分の生まれた場所まで戻る生き物ってのは数は多くないです。文字通り『生まれた場所』なので、川の上流の方で生まれた鮭は、下流で生まれた鮭より大変な旅路になります。

 

何故生まれた場所に戻らなきゃいけないのかはわからない、けれど彼らの本能がそうさせるのです

 

サケは大体4年間くらい太平洋を回遊して毎年数億匹のサケが川に戻るわけだけど、自分の生まれた川に戻って産卵出来るのは0.4%程度だそうです。

250匹に1匹しか産卵できないってことです。

以下でサケの遡上がいかに過酷なのかまとめました

 

サケの遡上が過酷すぎるポイント

①川に入ってからは一切飲食をしない

鮭は淡水と海水に適応した身体を持っていると言いますが、海を回遊していた鮭は川の淡水に適応するため断食します。つまり身体にたくわえている栄養分だけで川の上流の産卵場所まで行かなくてはならないのです。

途中で栄養補給が出来ないので遡上に時間がかかれば途中で力尽きてしまうサケも多数います。

②雨季で水かさの増えた激流を上る

鮭は雨季の時期に遡上を始めます。雨などで川の水かさが増えた時じゃないと上流まで向かえないからですね。ただ、水かさが増えているという事はその分水流も激しくなります。その激流の中を泳ぎ続ける体力が要求されるわけですね。

ちなみに雨季とは言え雨が途中でやんでしまう事もあるのですが、そういう時は先に進めずに浅瀬に取り残され、酸欠、伝染病などで死ぬことも多い。

③ありとあらゆる肉食動物に食べられる

陸・海・空あらゆる動物がサケを狙っています。断食状態で激流を上る過酷な旅路で鮭は疲れきっており、魚といえど赤ちゃんクマにも捕まる程弱っています。それを肉食動物たちは知っており、サケの遡上のシーズンには肉食動物は川にフル動員してます。

特に地上の動物達は食べ物の少ない冬をこえたタイミングなのでお腹ペコペコで一心不乱にサケを食べまくるのです。

生き延びてもサケは産卵後に死ぬ

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断食をして、過酷な激流を上り切り、肉食動物からも逃げ切り、やっと生まれた場所まで戻れたとしても、サケは産卵したら結局死んでしまいます。

0.4%の確率で無事産卵が出来てもその後結局生き延びれないのです。

サケの種類によっては死なないものも居ますが、サケは産卵が終わると死ぬように遺伝子にプログラムされているからなんです。

文字通り全身全霊をかけてたった一度の繁殖行為を完了させ死に至る。

なんとはかない命でしょうか。

サケは死ぬことで子孫を支えている

あまり知らない方も多くいらっしゃるかと思いますが鮭が遡死ななかったら森の動物達はおろか、実は自然だって破壊されかねないという事実をご存知でしょうか?

鮭がもし川に戻るのをやめてしまったら、森の動物達は食料がなく死んでしまいます。そして、森の木々は鮭の死骸に含まれる海の栄養素の恩恵を受ける事ができなくなるからです。

サケは自らを食事として他生物に提供し、命を支えている訳ですね。

というか鮭は動物たちの空腹を満たすだけでなく、自らが生まれた場所で死ぬことで自らの子孫すら支えているのです。

死ぬ→死骸がプランクトンに分解される→プランクトン増える→サケの稚魚のエサになる。

『死ぬことで子供を支える』なんとも悲しい響きではありますが、本来川の上流にはあまりエサがないので、そのままでは子供たちが大きく育つことが出来ません。

自分達が死を選ぶことで、次世代に命をつなげるという事を本能で理解しているのかもしれません。

最高にロックな生きざまだよな。サケってよ。

僕の中でサケとはおにぎりの具でも、朝食の定番でもありません(いや、まぁそれもあるけど)。

僕の中のサケのイメージは

「どんな危険が待ち受けていようとも、本能に従うアツい魚」

です。

本能の奴隷というのは僕ら人間にとっては短絡的で愚かな考えととられるかもしれませんが、彼らのように死して尚あらゆる命に恵みを与える存在であれば本能の奴隷も悪くないですよね。

僕はサケのこういうまっすぐな所が好きです。

皆も好きになってくれたらうれしいっす!

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