ウミガメのスープは水平思考(ラテラルシンキング)ゲームという推理ゲームの一種です。遊び方やルールをまとめました。問題集も用意したのでどうぞ。
【ウミガメのスープ】遊び方・ルール
- 一人が出題者となって参加者(複数可)に問題を出す
- 問題を聞いた後、参加者は出題者に様々な質問をする
- それに対し出題者は『Yes』『No』『関係ありません』のいずれかで答える
- 質問と解答(2~3)を繰り返し問題の真相を探る
- 真相が暴かれたら出題者が問題の解説をして終了
普通のクイズと違って出題者に質問をして真相に辿りついていくのがこのゲームの特徴です。
まぁルールだけ聞いてもなんのこっちゃよくわからないという人もいると思うのでまずは練習問題を見てみましょう
例題:ウミガメのスープ
男がレストランで、ウミガメのスープを注文した。一口それを口にした男はウエイターを呼び、「これは確かにウミガメのスープかね」と聞いた。ウエイターは「さようでございます」と答えた。その夜、男は自殺した。なぜか?
コレは水平思考ゲームで最も有名な『ウミガメのスープ』という問題です。
問題だけ読んでも「???」という感じでなんのことだかさっぱりわからない物が多いのが特徴です。
質問者は出題者に対し「YES」、「NO」で答えられる質問し、真相に迫っていきます。
質問例
これに対し出題者は『YES』『NO』『関係ありません』の3つで答えます。
間違ってもその他の事は喋ってはダメですよー。
参加者は出題者の答えを元に質問を繰り返して真相に近づいていってください。見事真相に辿りつければ参加者の勝利です。
さぁ、ではこの問題の答えを見てみましょう。
準備はいいですか?
解答
男は船に乗っていた。ある日、船が嵐に会い、 数人の男と共に救難ボートで難を逃れたが 無人島に漂流してしまう。 食料に瀕した一行は体力のない者から死んでいく。 やがて、生き残っているものは死体の肉を 生きるために食べ始めるが 1人の男はコレを固辞。当然、その男はみるみる 衰弱していく。 見かねた他のものが 「これはウミガメのスープだから」と偽り、男にスープを飲ませ救難まで生き延びた。 しかしレストランで明らかに味の違うこの 「本物の海がめのスープ」に直面し、そのすべてを悟り、死に至る。
水平思考クイズの解き方・コツ
固定観念は捨てる
水平思考クイズ(ラテラルシンキング)が解けない原因は読者のミスリードが原因です。問題を解くために最も重要なのは「固定観念を捨て去る事」です。
例えばあなたは『大学2年生』という言葉を聞いてどんな人物を思い浮かべますか?
おそらくほとんどの方が「20代の若者」のイメージしたのではないでしょうか。コレが固定観念です。大学生が若者しかいないというのは勝手な決めつけです。
50代や60代の大学生も存在しているのに、『大学2年生』という言葉を聞くと若い人物を想像する人が大半です。
こういった固定観念を取り払って真っ白な所から考えると問題の真相にたどり着けるようになるかもしれません
問題分から仮説を立てる
次に重要なのは問題をよく読む、聞く事です。普通だったらスルーしてしまうような何気ない文章の中に問題を解くヒントがあります。
コツとしては問題文で与えられた情報に対し仮説を立てると正答率がグッと高まります。
「ウミガメのスープ」を例に出して言えば、
レストランでウミガメのスープを注文したのは男自身なのに、それをウェイターに確認した
という事実から
男が思っていたウミガメのスープとは違った、つまり男は以前にウミガメのスープを食べたことがある
という仮説を組み立てるのです。
問題集で腕試し!
遊び方がわかったらさっそく腕試し!問題集を用意したので二人以上で遊んでみて下さい(全7回)。
[…] ウミガメスープのレシピ […]