サケが何故自分の生まれた川に帰るか、その理由をしらずに明日食う鮭がうめぇかよ!

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皆に知ってほしい『サケの生き様』。 

こんなにクールでアツい魚を僕は知らない。 

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サケを好きになったきっかけ

サケ、産卵

食べ物としても勿論そうだけど、生き物として好きです。小学校の理科の教科書に載っていた『サケの産卵の様子』の写真をみて僕はサケを好きになりました。

 

サケの『本能に忠実な生き様は当時小学生の僕の人格形成に多大な影響を与えました。

 

なんか聞いた話だと、現代っ子の中には鮭は切り身の状態で泳いでいると信じている子もいるとかいないとか。うそだろ…っておもいましたけど実際いるらしいですよ。スーパーで売られている切り身の鮭しか見たことないからそう思っちゃうんだってさ。驚きだよね笑

 

サケのスゴイ所

サケ

 

『鮭は生まれた後太平洋を回遊し、自分が生まれた川に戻る』 

↑これくらいは皆知ってると思うけど、

どうやって広大な海から自分の生まれた川に戻るか皆さん知ってますか?

 

これね、実際は詳しくはわかってないらしいんです。最近の研究では鮭の脳内の器官が方位磁石の様に磁場を感知して自分の生まれた川の方向に戻るという説があります。さらに研ぎ澄まされた嗅覚で自分の生まれた川の水を嗅ぎ分けるそうです。

 

正直これだけで化け物級にスゴイです。

 

でも、もっとスゴイのは自分の故郷(川)に帰る為の旅路です。もうね、過酷なんてもんじゃないのよ。生還率なんと0.4%以下の地獄の旅なんです。

生還率0.4%の旅路

鮭、くま

サケが川に帰るのは『産卵をする為』です。サケの卵は淡水の場所でしか孵化しないから戻らないと行けないんです。

 

『え?じゃあずっと川にいたらいいじゃん』と思うかもしれないけど、川だと成長できないので栄養を豊富に取れる海で暮らすんです。こういう生活形態を取る生き物は意外と多く居ます。

 

ただ、自分の生まれた場所まで戻る生き物ってのは数は多くないです。文字通り『生まれた場所』なので、川の上流の方で生まれた鮭は、下流で生まれた鮭より大変な旅路になります。

 

何故生まれた場所に戻らなきゃいけないのかはわからない、けれど彼らの本能がそうさせるのです

 

ちなみにサケって大体4年間くらい太平洋を回遊して毎年数億匹のサケが川に戻るわけだけど、自分の生まれた川に戻って産卵出来るのは0.4%程度だそうです。

 

『川に戻るのがそんなに危ないの?』と疑問に思ったそこのお嬢さん、もしくはお坊ちゃま、ナイス質問です。 一覧にしてまとめてみましたのでご覧ください↓

サケの旅のココが危ないベスト3

3位:川に入ってからは一切飲食をしない

鮭は淡水と海水に適応した身体を持っていると言いますが、海を回遊していた鮭は川の淡水に適応するため断食します。つまり身体にたくわえている栄養分だけで川の上流の産卵場所まで行く事になります。なので途中で力尽きる鮭達も多数います。

 

2位:雨などで増水しないと川を登れない

鮭は雨季の時期に遡上を始めます。雨などで川の水かさが増えた時を狙って川を登ります。ものすごい激流になるわけですが、水量が増えないと先に勧めなくないからです。雨が途中でやんでしまい浅瀬になった川で先に進めず、酸欠、伝染病などで死ぬことがあります。

 

1位:ありとあらゆる肉食動物に食べられる

陸・海・空あらゆる動物がサケを狙っています。旅路の後半ともなると鮭は疲れきっており魚といえど赤ちゃんクマにも捕まる程弱っています。サケの遡上のシーズンには肉食動物は川にフル動員してます。特に地上の動物達は食べ物の少ない冬をこえたタイミングなのでお腹ペコペコで一心不乱にサケを食べまくります。

 

危険の理由、お分かりいただけましたか?続いてはサケが自然に与える凄さについてです。

サケは自分が死ぬことを望んでいる?

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0.4%の確率で無事産卵が出来てもその後結局死にます。

 

サケの種類によっては死なないものも居ますが、サケは産卵が終わると死ぬように遺伝子にプログラムされているらしいるようなもんなんですよ。

人間は無駄に生殖行為を行いますけど、サケはそれが一回で終わりです。重みが違うよね重みが。

生殖行動を取って死んでしまうサケ達は可哀想ですよね。

でも鮭が死ななかったら森の動物達はおろか、実は自然だって破壊されかねないという事実をご存知ですか?

 

鮭がもし川に戻るのをやめてしまったら、森の動物達は全滅、森の木々は鮭の死骸に含まれる海の栄養素の恩恵を受ける事ができなくなる。サケは自らを食事として提供し、命を支えています。 

さらに、鮭は動物たちの空腹を満たすだけでなく、自らが生まれた場所で死ぬことで自らの子孫すら支えているのです。

死ぬ→死骸がプランクトンに分解される→プランクトン増える→サケの稚魚のエサになる。

『死ぬことで子供を支える』なんとも悲しい響きではありますが、本来川の上流にはあまりエサがなく、そのままでは子供たちが大きく育つことが出来ません。親が死ぬことで次世代に命をつないでいるんです。

 

どんな危険が待ち受けていようとも、本能に従う、死して尚あらゆる命に恵みを与える。

ある意味本能の奴隷だけど、僕はサケのこういうまっすぐな所が好きです。

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